- 最近ギターを始めたけど、音楽知識が全くない
- tabの読み方を簡単に知りたい
ギターの演奏を楽しむためには楽譜を読むことが重要ですが、特にギター初心者にとっては五線譜(一般的な楽譜)を読むのは難しいと感じることが多いです。
そこで今回は、ギター専用の「tab譜(タブ譜)」の読み方を、初心者でも簡単に理解できるように徹底解説します!
この記事で解説するのは、主にこちらです。
- tab譜の読み方
- tab譜でよく使われる記号の意味
また、「tab譜に関するよくある質問」や「お得な情報」も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事を読めばきっとtab譜の読み方が分かり、好きな曲が弾けるようになりますよ♪
この記事は5分程度でサクッと読めます!
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tab譜(タブ譜)とはギター専用の譜面のこと
tab譜(タブ譜)とは、ギターやベースの演奏を簡単にするために作られた専用の譜面です。
五線譜とは違って目で見て分かりやすく、どの弦を押さえるかがわかるようになっています。
ギター初心者にとっては、とてもに便利な譜面です♪
五線譜とは違い、初心者でも分かりやすい
「五線譜」は音符を使って音の高さだったり長さを表現しますが、tab譜は数字と線を使って、ギターの「フレット」と「弦」を表します。
このため、音楽に詳しくない初心者でも、すぐに演奏を始められます。
弦を押さえる場所が数字で分かるので、音楽知識が全くない方でも演奏ができます!
tab譜の基本的な仕組み
tab譜は、ギターの弦を表す6本の水平な線で作られています。
上から順に、1弦(高音弦)から6弦(低音弦)を表しており、各線の上に書かれた数字は押さえる「フレット」です。
詳しくは、以下をご覧ください!
上の画像でも書きましたが、tab譜はギターの向きと上下逆になっているので、読み方に注意です。
向きを間違えて覚えないように、注意しましょう!
tab譜の読み方はとても簡単
では仕組みが分かったところで、実際にtab譜を読んでみましょう!
tab譜の読み方は、とても簡単でシンプルです。
- 各線に書かれた数字を見る
- その数字が示すフレットを押さえる
- 対応する弦を弾く
これだけです。
どうでしょう?意外と簡単に見えませんか?
もう少し詳しく解説すると、
0の場合: その弦を「開放弦」として弾く(フレットを押さえない)。
1以上の場合: その数字が示すフレットを押さえる。
文章だけでは分かりにくいと思うので、実際の例で覚えていきましょう。
以下のtab譜を見てください。
このtab譜は、「Cコード」を示しています。
この場合、「0」は開放弦という意味なので、3弦と1弦はなにも押さえません。
数字が1以上の場合は、その数字が示すフレットを押さえます。
このように、「どの弦」の「どのフレット」を押さえるかが分かれば、出したい音が出せるようになります♪
tab譜に音の強弱などは書かれていない
tab譜には普通、「音の強弱」などは書かれていません。
あくまで、どのフレットのどの弦を押さえればいいかが書かれているのがtab譜です。
「アーティストがどのように弾いているのか」だとか「どのくらいの強弱をつければいいのか」などは、実際の音源だったりLive映像などで見てマネてみましょう!
よく使われる記号とその意味
tab譜には、奏法やテクニックを示す記号が書かれていることがあります。
以下はよく使われる記号の一覧です。
tab譜記号一覧
Π ダウンピッキング | V アップピッキング | h ハンマリング | p プリング | s スライド |
× ブラッシング | g グリッサンド | P.M. ブリッジミュート | c チョーキング | ~ ビブラート |
1つずつ解説していきますね。
1. ダウンピッキング 「Π」
「ダウンピッキング」は、ピックを上から下へ振り下ろして弦を弾く奏法です。
通常、tab譜には特に記号は付けられませんが、譜面上に「Π」や「↓」のマークで表されることがあります。
以下はダウンピッキングを使ったtab譜の例です。
以下は実際に弾いてみた音源です。
2. アップピッキング 「V」
「アップピッキング」は、ピックを下から上へ振り上げて弦を弾く奏法です。
こちらも特に記号は付けられませんが、譜面上に「V」や「↑」マークで表されることがあります。
以下はアップピッキングを使ったtab譜の例です。
3. ハンマリング 「h」
「ハンマリング」は、ハンマーのようにフレットをたたいて音を出す奏法です。
tab譜には「h」などで表されます。
以下はハンマリングを使ったtab譜の例です。
4. プリング 「p」
「プリング」は、押さえた弦をはじくようにして音を出す奏法です。
tab譜には「p」などで表されます。
以下はプリングを使ったtab譜の例です。
5. スライド 「s」
「スライド」は、押さえている弦から違う弦に向けて滑らせることによって、音を鳴らす奏法です。
tab譜には「s」や「sl」で表されます。
以下はスライドを使ったtab譜の例です。
6. ブラッシング「×」
「ブラッシング」は、音を出さずに弦を弾く奏法です。
これにより、リズミカルな効果を出します。
tab譜には、「×」記号で表されます。
以下はブラッシングを使ったtab譜の例です。
7. グリッサンド「g」
「グリッサンド」は上か下から、一気にスライドするテクニックです。
tab譜には「g」や「gliss」と示されることがあります。
以下はグリッサンドを使ったtab譜の例です。
8. ブリッジミュート「P.M.」
「ブリッジミュート」は弦を弾く方の手(右手)をブリッジ近くの弦に軽く触れさせて、音を鳴らなくする(ミュートする)奏法です。
tab譜では、「P.M.」や「M」で表されます。
以下はブリッジミュートを使ったtab譜の例です。
9. チョーキング「c」
「チョーキング」は、弦を引っ張り上げて音程を変えるテクニックです。
tab譜では「c」や「cho」などで表されます。
以下はチョーキングを使ったtab譜の例です。
10.ビブラート「~」
「ビブラート」は、弦を小刻みに揺らして音を持続させるテクニックです。
タブ譜では「~」や「Vib」で示されます。
以下はビブラートを使ったtab譜の例です。
記号は、頭文字の発音から覚えると楽
シンプルですが、tab譜の記号は頭文字の発音から覚えると楽です。
筆者もこのように覚えました。
例えば、
例)
ハンマリング→hanmaring→h
こんな感じの覚え方です。
しかしこれらに当てはめなくても、実際の演奏で使えば自然と覚えられます。
みなさんは、どんどん曲を弾いて覚えていきましょう♪
よくある間違いと解決方法
初心者のよくある間違いと、それを解決する方法を紹介します。
よくある間違い
- 正しいフレットを押さえない。
- 弦をしっかり押さえないため、音がクリアに鳴らない。
解決方法
- tab譜をよく見て、正しいフレットを確認する。
- フレットをしっかり押さえる練習をする。
実際にtab譜を見て演奏してみよう
以下に、今回紹介した記号を使ったtab譜をいくつか用意してみました。
どのように演奏すればよいか、考えて弾いてみてください!
・アップ、ダウンピッキング
・ハンマリング/プリング/スライドの混合
・チョーキングとビブラートの混合
Q&A tab譜に関するよくある質問
よくある質問について、以下にまとめてみました。
tab譜に関するお得な情報
tab譜での練習に使えるサイトを2つ紹介します。
こちらは筆者も利用したことのある、おすすめのサイトです。
- U-FRET: (URL: https://www.ufret.jp/)
弾き語りや、ギターボーカルをしてみたい方向け。
コード譜がメインですが、定期的に日本の最新曲が追加されるので、楽曲が豊富。 - Songsterr:(URL: https://www.songsterr.com/)
tab譜に再生機能があるので、実際の演奏を聴きながら練習することが出来る。
無料のtab譜サイトを有効活用することで、よりスムーズに読めるようになります!
上のサイトについて、さらに詳しく知りたい方は以下がおすすめ👇
より詳しいtab譜を探している方へ
tab譜の基本を理解したら、より正確な楽譜で練習を深めることもできます。
楽譜の選択肢:
- 無料TAB譜サイト
- デジタル楽譜
- バンドスコア
これまで紹介した無料サイトの他に、 より詳しい情報が必要な方には、 ヤマハの「プリント楽譜」がおすすめです。
プリント楽譜のポイント:
・tab譜と五線譜が併記
・演奏のポイントも掲載
・必要な曲だけ購入可能
もちろん、基本的な練習は 無料サイトでも十分可能です。
より本格的に取り組みたい方の 選択肢の一つとして参考にしてください。
ヤマハ「ぷりんと楽譜」を見てみるまとめ: tab譜はギター初心者に便利なツール
今回はtab譜の読み方について、分かりやすく解説しました。
以下に要点をまとめます。
- tab譜(タブ譜)とはギター専用の譜面のこと。
・・・tab譜は数字と線を使って、ギターの「フレット」と「弦」を表します。 - tab譜の読み方は簡単でシンプル。
・・・tab譜に書かれた数字を見て、その数字が示すフレットを押さえる。 - tab譜には、奏法やテクニックを示す記号もある。
・・・これらを覚えて、演奏テクニックを磨きましょう。
tab譜は、ギター初心者にとって非常に便利なツールです。
この記事を参考にして、tab譜の読み方をマスターし、ギターの演奏を楽しんでください!
また、今回紹介したものより「もう少し実践的な練習でtab譜が読めるようになりたい!」という方は、以下の教則本がおすすめです♪
詳しくは、こちらの記事でも紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください!
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