エレキギターを始めたばかりの方
オクターブ奏法について知りたい・弾けるようになりたい方
エレキギター初心者の方、オクターブ奏法に興味はありませんか？
オクターブ奏法は、一見難しそうに見えるかもしれませんが、実はコツをつかめば誰でもすぐにマスターできるテクニックです！
この記事では、オクターブ奏法の基本から押さえ方、練習フレーズ、さらには簡単に弾ける曲までを0から徹底解説します。
また、エレキギター歴7年以上ある筆者が、オクターブ奏法によくあるお悩みについても答えているので必見です。
ギタープレイに深みを加え、表現力を一段とアップさせるこの奏法をぜひ習得してみましょう！
Shoサクッと読めるのでぜひ、ご覧ください！
オクターブ奏法とは？
オクターブ奏法は、エレキギターで非常に有名なテクニックの一つです。
特にロックやポップスの曲で多用されます。
この項目ではオクターブ奏法について軽く説明しますが、知識のみの説明なので、軽く読む程度で問題ないです。
「ルート音」と「1オクターブ上」を同時に弾く奏法のこと
オクターブ奏法では、「ルート音」と呼ばれる音と、その音の「1オクターブ上」の音を同時に弾きます。
例えば、
・5弦の3フレットを「ルート音」とした場合、
・3弦の5フレットが「1オクターブ上」の音になります。
ちなみに、5弦3フレットは音で言うと「ド」です。3弦5フレットは「1オクターブ上のド」になります。
パワーコードとの違いって？
「オクターブ奏法」と「パワーコード」は似ている部分もありますが、実は異なる奏法です。
まず、パワーコードは2つの音（ルート音と5度音）を一緒に鳴らすことで、コードのような響きを奏でます。
一方、オクターブ奏法は、ルート音と1オクターブ上の音だけを弾くので、「コード」とは異なります。
また、音色にも違いがあり、オクターブ奏法の方がよりシャープでクリアな音が出るのが特徴です。
オクターブ奏法は難しい？基本と押さえ方を解説
オクターブ奏法を実際に弾くときは、そこまで難しく考える必要はありません。
なぜかというと、オクターブ奏法というのは、弾くときの指のポジションが決まっているからです。
ここでは、オクターブ奏法の押さえ方や具体的なことを解説します！
オクターブ奏法は簡単！初心者にぜひ覚えてもらいたい奏法
オクターブ奏法は、指の使い方さえ覚えれば、すぐに弾けるようになります。
難しいテクニックや高速な指の動きは必要ないため、ギターを始めたばかりの人でも無理なく習得できるのが魅力です。
しかも、この奏法を使うことで、曲にダイナミックな響きを加えることができるので、ぜひ覚えておきましょう！
オクターブ奏法の押さえ方(一覧)
オクターブ奏法には、主に2つの押さえ方があります。
どちらも簡単に覚えられるので、ぜひ覚えてください！
- 人差し指と薬指での押さえ方
- ・解説:
-
この押さえ方は、6弦と4弦、または5弦と3弦を使ってオクターブを作ります。
人差し指で「ルート音」を押さえ、薬指で「1オクターブ上」の音を押さえるのがポイントです。
Sho薬指が難しい方は、小指で押さえてもOK！
2.人差し指と小指での押さえ方
- ・解説:
-
4弦と2弦、または3弦と1弦を使ってオクターブを作る場合は、小指を使うと押さえやすくなります。
人差し指で「ルート音」を押さえ、小指で「1オクターブ上」の音を押さえる形です。
パラレルアプローチが使える
オクターブ奏法を使うときは、指の形を固定したまま弦を移動する「パラレルアプローチ」が使えます。
これは、オクターブ奏法の指の形を一度作ってしまえば、そのままフォームを変えずに弦を移動するだけで演奏ができるという方法です。
この方法を使えば、素早く正確にポジションを変えることができます。
オクターブ奏法のコツ
- 不要な弦をミュートする
オクターブ奏法のコツは、なんといっても「ミュート」です。
ミュートを意識することによって、よりキレイでクリアな音色を奏でることが出来ます。
以下2つのミュートの仕方を載せたので、参考にしてみてください！
- 人差し指と薬指での押さえた場合のミュート(5弦・3弦)
- 人差し指と小指での押さえた場合のミュート(4弦・2弦)
オクターブ奏法のtab譜(タブ譜)表記
オクターブ奏法は、tab譜にもよく登場します。
tab譜には、押さえる弦とフレットの番号が書かれており、その通りに指で押さえます。
オクターブ奏法の場合、2つの音を同時に鳴らすため、tab譜には「2つの数字が上下に並んで記載される」ことがほとんどです。
tab譜によっては以下のように、弾かない弦に「×」(ブラッシング)の表記がある場合もあります。
tab譜(タブ譜)について、まだ良く分からないという方はこちら👇
オクターブ奏法のよくある悩み
初心者の方で、オクターブ奏法のよくある悩みを集めてみました。
オクターブ奏法の練習フレーズ
オクターブ奏法の練習フレーズを3つ紹介します。
どれも実際の曲で使われるパターンなので、挑戦してみてください！
1. 8分音符のオルタネイト
・フレーズのコツ
- オルタネイトストロークでゆっくりと:
-
ストロークは、なるべくオルタネイトで弾いてみましょう。
リズムを意識して、ゆっくりのテンポから弾いてみてください。
- ミュートを忘れずに意識:
-
不要な弦が鳴ってしまうことを防ぐために、ミュートしながら弾くことを意識しましょう。
音がクリアになります。
- 指の形は崩さずに:
-
人差し指で5弦、薬指で3弦を押さえたまま、形を崩さずにフレットだけ移動します。
弦を押さえる力は強すぎずに、スムーズに弦移動するようにしてみましょう。
2. スライドを使ったオクターブ奏法
・フレーズのコツ
- スライドは力を入れすぎずスムーズに:
-
スライドする際は、力を入れすぎず、滑らかにフレット間を移動することが大切です。
指を弦から離さないように注意しましょう。
- スライド後の音をしっかり出す:
-
スライドした後の音がしっかりと響くように、ピッキングの強さとスライドのスピードを意識しましょう。
3. カッティングを取り入れたオクターブ奏法
・フレーズのコツ
- カッティングのリズムを強調する:
-
カッティングでは、「音を出す部分」と「ミュートする部分」をしっかり分けることが重要です。
音を出す時とミュート時の手の動きが、スムーズになるように練習しましょう。
オクターブ奏法で弾ける曲の紹介
オクターブ奏法が使われている曲をいくつか紹介します。
少し難しい曲も入れていますが、ゆっくりのテンポからぜひ挑戦してみてください！
「リライト」 – ASIAN KUNG-FU GENERATION
- オクターブ奏法のポイント:
-
イントロのリフやサビ部分でオクターブ奏法が使用されています。
エネルギッシュな曲調で、ギターリフがこの曲のキーとなる要素なので、オクターブ奏法を練習するには非常に適した曲です。
原曲を聴きながら、オクターブ奏法のリズムを感じ取って練習してみましょう。
「The Beginning」 – ONE OK ROCK
- オクターブ奏法のポイント:
-
イントロやサビで、オクターブ奏法が使われているのが特徴です。
特にサビでのオクターブ奏法は、力強いメロディラインを際立たせる役割を果たしており、弾いていて曲の世界観に没入できます。
テンポもそこまで早くなく、練習するのに最適です。
「インフェルノ」 – Mrs. GREEN APPLE
- オクターブ奏法のポイント:
-
「インフェルノ」のイントロやアウトロの部分で、オクターブ奏法が使われているのが特徴的です。
この曲のテンポは速いですが、キャッチーなリズムで乗りやすいため、オクターブ奏法の練習には最適です。
ぜひゆっくりのテンポから弾いてみましょう。
さらに、初心者向けの曲が知りたい方はこちら👇
tab譜が無料で読めるおすすめサイト
楽譜(tab譜が)無料で読めるサイトを紹介します。
ぜひ活用して、好きな曲を弾けるようになりましょう！
Songsterrについて、もう少し詳しく知りたい方はこちら👇
オクターブ奏法が練習できるおすすめ教則本
オクターブ奏法の、練習フレーズが掲載されている教則本を紹介します。
以下は筆者おすすめの教則本です。
オクターブ奏法のみならず、ピッキングやストロークの練習も多数掲載されています。
ポチップ
内容的に初心者には難しいフレーズがほとんどですが、興味のある方はご覧ください。
この本について、もう少し詳しく知りたい方はこちら👇
まとめ
オクターブ奏法は、シンプルながらも力強い表現を可能にする、エレキギターの基本テクニックのひとつです。
この記事で紹介した押さえ方や練習フレーズを参考にして、まずは指の形を覚え、正確に音を出せるようになることを目指しましょう！
最初は難しく感じるかもしれませんが、続けることで自然に弾けるようになります。
オクターブ奏法を身につけて、演奏の幅を広げ、ギターをもっと楽しんでください！
また、エレキギターを練習していて「一人で続けていくのは難しい」「なかなか上達しない」という悩みを抱えていませんか？
そんな方にはギター教室に通うのも一つの手です。
以下に、おすすめのギター教室のリンクを貼っておきますので、気になる方はぜひご覧ください！
皆さんの声を聞かせてください！ 🎸
あなたのギターライフを支えたいと思い、ギターに関するお悩みをお持ちの方に向けて、アンケートを実施しています！
お気軽にぜひ、お待ちしております🙇♂️
コメント