- エレキギターを最近始めた方
- スライドのコツを知りたい、上達したい方
- スライドが上手くできず悩んでいる方
エレキギターのスライドは、シンプルでありながら表現力を挙げてくれるテクニックです。
しかし、初心者にとっては、正確に滑らせることや狙った音に止まることが難しく感じられるかもしれません。
この記事では、スライドの基本的なやり方から、実際に練習を重ねることで確実にマスターできる「7つのコツ」までを、初心者にも分かりやすく解説します。
またエレキギター歴7年の筆者が、スライドのよくあるお悩みについても答えているので、悩みのある方に必見です。
これを読めば、あなたの演奏のレベルが上がり、ギタープレイが一段と楽しくなること間違いなしです!
ぜひご覧ください!
・あなたのお悩み聞かせてください!
あなたのギターライフを支えたいと思い、ギターに関するお悩みをお持ちの方に向けて、アンケートを実施しています!
お気軽にぜひ、お待ちしております🙇♂️
お問い合わせフォームやこの記事のコメント欄からも、ギターの悩みについてコメントをお待ちしています!
スライドとは?
まずはスライドについて、軽く解説します。
スライドとは弦を滑らせて音を出すテクニックのこと
スライドは、ギターの指板上で押さえた弦を、「滑らせるように動かして音を出す」テクニックです。
例えば、5フレットを押さえて音を出し、そのまま指を7フレットまで滑らせると、音が途切れることなくメロディをつなぐことができます。
スライドはロックやブルースなど、さまざまなジャンルで使われる基本的なテクニックです。
スライドとグリッサンドの違いって?
スライドと似たテクニックに「グリッサンド」というものがあります。
これらの違いは、「どこからどこまでスライドするか」がちゃんと決まっているかどうかです。
- スライド
・・・特定のフレットから特定のフレットまで指を滑らせる - グリッサンド
・・・特定の開始点や終了点がなく、滑らせたい音を出す。比較的自由なテクニック。
グリッサンドは、曲のカッコ良さだったり華やかさを加えるため使われますかが、スライドは、音楽のリズムやメロディに沿って使われることが多いです。
グリッサンドのやり方は、改めて別記事でまとめる予定です。
スライドのやり方
スライドをするには、まず正しいやり方を覚えることが大切です。
ここでは、基本的なスライドの方法を画像を使って説明します。
しっかり覚えていきましょう!
まず、最初に音を出すフレットをしっかりと押さえます。
例えば、5フレットの4弦を押さえたとしましょう。
押さえた状態でピッキングをして音を鳴らします。
音が鳴ったら、「押さえた指を弦から離さずに」目的のフレット(例: 7フレットの4弦)に向かって滑らせます。
このとき、指は軽く押さえたまま、一定の力で滑らせるのがポイントです。
滑らせる途中の音が途切れないように、指の力加減を調整します。
弦を押さえる力が強すぎるとフレットに指が引っかかったりするので、滑らかに動かせるよう何度も練習して慣れていきます!
実際のスライドの動きもご覧ください!👇
【マスターしよう!】スライド7つのコツ
スライドは一見簡単そうに見えますが、いくつかのコツを押さえることで、さらに上達することができますよ!
ここでは、スライドをマスターするための「7つのコツ」を紹介します。
ちなみに、いきなりすべてのコツを出来るようになる必要はありません。
(というか、難しいと思います、、、)
まずは1つのコツから意識して、少しずつマスターしていきましょう!
スライドのコツその①: 押さえた弦を離さない
スライドをするときは、指を滑らせる途中で弦を離さないように注意しましょう。
弦を離してしまうと、音が途切れてしまい、スムーズな演奏ができません。
スライドのコツその②: 狙ったフレットをよく見る
スライドをするとき、次に移動するフレットをしっかりと見て、正確に指を滑らせるようにしましょう。
視線をフレットに集中させることで、狙った音を正確に出すことができます。
スライドのコツその③: 狙った音でしっかりとまる
スライドの終わりには、狙ったフレットで指をしっかり止めて、目的の音を出しましょう。
フレットを越えてしまったり、手前で止まったりすると、音がずれてしまいます。
スライドのコツその④: 力加減に気を付ける
スライドをする際の力加減は、非常に重要です。
強すぎると指が引っかかり、弱すぎると音が途切れてしまいます。
繰り返し練習して、自分に合った力加減を見つけることが大切です。
スライドのコツその⑤: 親指の位置にも気を付ける
スライドをする際、親指の位置にも注意が必要です。
基本的に親指はネックの裏側に添えておきますが、親指があまりにも離れすぎる位置にあると指がスムーズに動きません。
親指の位置にも気を付けて、スライドがしやすいようにしましょう。
スライドのコツその⑥: スライド中の不要な音をミュートする
スライド中に他の弦が鳴ってしまうことがありますが、その場合は不要な弦を軽くミュートして、余計な音が出ないようにしましょう。
人差し指の先などで軽く触れておくと、ミュートすることが出来ます。
スライドのコツその⑦: 適切なスピードを意識する
スライドのスピードは曲によって異なりますが、正確なタイミングでスライドすることが大切です。
速すぎたり遅すぎたりしないように、曲のテンポに合わせてスライドのスピードを調整してみましょう。
曲をよく聴いて、「どのくらいのスピードでスライドしているか」をしっかり確認することがポイントです。
よくあるお悩み回答
スライドに関するよくあるお悩みを集めて、回答してみました。
スライドが上手くできなくてお悩みの方は、参考にしてみてください!
・潤滑剤おすすめ
・指サックおすすめ
スライドの練習フレーズ
以下に、スライドの練習フレーズを用意してみました。
基本的なフレーズから実践的なフレーズまであるので、自分のレベルに合わせて挑戦してみてください。
また、各フレーズの解説や弾いてみた音源もありますが、タブで隠してあります。
自信がある方は、まずはtab譜のみで演奏してみてください!
基本的なフレーズ: シンプルなスライド
フレーズ解説(見たい方はこちらをタップ)
シンプルなスライドフレーズです。
7フレットから9フレットにスライドした後、9フレットから7フレットにスライドして戻ってきます。
ポイントは、スライドする音をしっかりピッキングすることです。
5フレット4弦、7フレット4弦、9フレット4弦をしっかりピッキングしたあとにスライドします。
これを繰り返して、スライドの基本的な動作に慣れましょう。
・フレーズ音源
応用フレーズ: 2つの音の組み合わせ
フレーズ解説(見たい方はこちらをタップ)
2弦、3弦を押さえて同時にスライドするフレーズです。
ポイントは基本フレーズと同様、スライドする音をしっかり出し、力加減を調整しましょう。
2、3弦は2本の指で押さえてもいいですが、人差し指でセーハ(人差し指だけで押さえた)方がスライドしやすいです。
・フレーズ音源
実践的なフレーズ: 複数の弦移動
フレーズ解説(見たい方はこちらをタップ)
このフレーズでは、複数の弦に渡るスライドとポジション移動を練習します。
スムーズなポジション移動をするため、脱力を意識して、スライドしましょう。
11フレットからのスライドは、薬指から始めると弾きやすいと思います。
余裕がある人は、最後の12フレットをピッキングした後、弦を軽く上下してビブラートをかけてみましょう。
より、味のあるフレーズになります。
・フレーズ音源
スライドが使われている曲の紹介
ここでは、エレキギターで弾ける、スライドが特徴的な曲を紹介します。
スライドの練習に最適な曲を選びましたので、ぜひ挑戦してみてください!
飛行艇 – King Gnu
- スライドが使われている部分: イントロとサビのメロディ
-
飛行艇はKing Gnuを代表する曲の1つで、非常にエネルギッシュなメロディが特徴的です。
特に特徴的なのがスライドから始まるイントロのメロディで、曲全体のテンポが遅く、初心者が練習するのにおすすめしたい楽曲となっています。
天体観測 – BUMP OF CHICKEN
- スライドが使われている部分: イントロのメロディ
-
天体観測はBUMP OF CHICKENの楽曲で、リズミカルなメロディが特徴的です。
カラオケでも定番ソングなので、みなさん一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
イントロのメロディでスライドが使われていますが、複合フレーズ(2つの弦を同時にスライド)しているので、初心者からすると少し高めの難易度となっています。
楽譜(tab譜)が無料で読めるおすすめサイト
ここでは、楽譜(tab譜が)無料で読めるサイトを軽く紹介します。
ぜひ活用して、好きな曲を練習してみてください!
- Songsterr(ソングスター)
-
tab譜に再生機能が付いており、実際の演奏を聴きながら練習ができます。
無料でありながら、曲数も意外と多いのでとても便利です。
Songsterrについて、もう少し詳しく知りたい方はこちら👇
【無料で使える】エレキギターtab譜おすすめサイトを徹底解説! この記事はこんな方におすすめ エレキギターを始めたばかりの方 無料で使えるtab譜サイトを探している方 tab譜の選び方が分からない方 練習効率を上げたい方 「tab譜を…
スライドが上達するおすすめ教則本
スライドの練習フレーズが掲載されている、教則本を紹介します。
以下は、筆者おすすめの教則本です。
初心者にとってはフレーズのハードルが高めですが、弾きこなせれば上達間違いなしです。
この本が気になっている方は、以下でもう少し詳しく解説しています👇
まとめ: スライドを生かして演奏の幅を広げよう!
スライドテクニックは、初めて挑戦するギタリストにとっては少し難しい部分もありますが、正しいコツを押さえれば確実に上達できます。
この記事で紹介した「7つのコツ」を意識しながら練習を重ねることで、スライドを生かした演奏が可能になるでしょう。
ぜひ、紹介した練習フレーズやおすすめ教材を活用して、スライドテクニックを習得し、ギター演奏の幅を広げていってみてください。
皆さんの声を聞かせてください! 🎸
あなたのギターライフを支えたいと思い、ギターに関するお悩みをお持ちの方に向けて、アンケートを実施しています!
お気軽にぜひ、お待ちしております🙇♂️
また、ギターを始めた時のエピソードや、続ける中でぶつかった壁について、ぜひコメントでシェアしてください!
具体的にお聞きしたいのは次のことです:
- ギターを始める・始めた上で、今一番悩んでいることは何ですか?
例えば、難しいコード、練習のモチベーション、時間の確保など。 - 弾けるようになりたい曲は何ですか?
コメント欄に曲名を記載していただければ、別の記事で解説させていただきます。👇
あなたの体験談やアイデアが、これからギターを始める方や、続けることに悩んでいる方にとって、とても参考になるはずです。
また、あなたからいただいたコメントをもとに、ブログ記事の向上に努めていきます。
たくさんのコメントをお待ちしています! 👇💬
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
\👇次はこちらがおすすめ👇/
コメント