【エレキギター初心者必見】チューニング方法をわかりやすく解説

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

エレキギター初心者

エレキギターを始めたけど、チューニングって何?
チューニングってどうやるの?
チューニングが上手くできない

エレキギターを始めて立ちはだかる課題の1つにチューニングがあります。

チューニングのやり方が全然わからない、もうやめよう、、、

せっかくエレキギターを始めたのに、そのような気持ちにはさせたくありません。

この記事ではチューニングのやり方から、よくある失敗、お悩みまで解説いたします。

読んだ後にはチューニングのやり方が分かり、あなたの悩みが解消されますよ。

Sho

サクッと読めますので、ぜひご覧ください!

目次

チューニングとは?

そもそもチューニングって何?

エレキギターを始めたばかりであれば、そもそもチューニングを知らない方もいると思います。

チューニングとは、ギターに張られている弦の張り具合を、決められた音程に調節する作業のことです。

意味としは音程を合わせることなんだな~ 程度の理解でOKです。

そもそもチューニングって必要?

はい、めちゃくちゃ必要です。

ギターをこれから始めたいという方には、必須のスキルになります。

ギターはチューニングが狂いやすい楽器なので、自分の力でチューニングができるようになりましょう。

チューニング自体は覚えてしまえば全然難しくないです。

チューニングするための前提知識

前提知識といっても、全然難しくないです。

エレキギターには、先端にヘッドがあり、それにペグという部品がついています。

また、ストラトキャスタータイプとレスポールタイプがあり、それぞれヘッドの形状、ペグの位置が違っています。

チューニングでは、このペグを回すことによって弦の巻き具合をゆるめたり、強くしたり調節します。

ストラトキャスタータイプとレスポールタイプを図にしてみたので、参考にしてみてください。

Sho

自分はどのヘッドタイプか確認してみましょう。

チューニングするのにペグを回すことは分かったと思います。

ただ、回して決められた音程に調節する必要があります。

それが以下です。

6弦: E (ミ)
5弦: A (ラ)

4弦: D (レ)
3弦: G (ソ)
2弦: B (シ)
1弦: E (ミ)

E?A?どういうこと?
はい、何のことかわかりませんよね?

EとかAは英語でドレミのことです。英語表記だと違和感ありますよね。
かっこを見ればわかりますが、Eはミの音で、Aはラの音です。

6弦から1弦まで、E、A、D、G、B、Eの音程に合わせます。

この音程に合わせることをレギュラーチューニングといいます。

このレギュラーチューニングが一番基本的なチューニングです。

エレキギターであれば、大体の曲がレギュラーチューニングで弾けます。
(変則チューニングと呼ばれるチューニングもありますが、それは下で解説します。)

急にいろんな用語が出てきて戸惑うかもしれませんが、今のうちは、

  • ペグを回してチューニングする
  • 音程はE、A、D、G、B、Eに合わせる

この2つだけ覚えておけば問題ないです。

Sho

E、A、D、G、B、Eは語呂合わせで「イエデジビエ」、「いえでゲームボーイ」などで覚えたりします。

チューニングにはチューナーを使用する

チューニングは、音程を正確に調節するため、チューナーという道具を使用します。

チューナーには以下があります。

  • クリップ型
  • カード型
  • ペダル型
  • ラック型

初心者セットには、クリップ型やカード型のチューナーが付属されていることがあります。

今回はこのクリップ型、カード型でのチューニング方法を解説します。

チューニングのやり方

では早速やっていきましょう。

今回は、私が所持しているチューナーを使用して解説します。

チューナによって搭載している機能がそれぞれ違うので、お持ちのチューナーによっては同じ手順ではできないかもしれません。

ただ、基本的なチューニングの仕方は同じですので、ぜひ参考にしてみてください。

クリップ型チューナーでのチューニング

① 電源を入れる

クリップ型は、アンプがなくてもチューニングができます。

最初にチューナーの電源を入れましょう。

電源を入れると画面に「G」という表記がありませんか?
確認してみましょう。

「B」などになっている場合は「G」に変えましょう。

上の画面に表示されているアルファベットは、現在のモードです。

「G」・・・ギターモード

「B」・・・ベースモード

「C」・・・クロマチックモード など

ギターモードでは、E、A、D、G、B、Eのレギュラーチューニングができます。

初心者の方はこのモードを使用するようにしましょう。

②チューナーをヘッドにはさむ

以下のように、ヘッドの先端にチューナーをはさみます。

③開放弦を弾く

そしたら、6弦だけ弾いてみましょう。1回だけでいいです。ブ~~ンと、

④チューナーを確認

すると、チューナーが反応すると思うので確認してみましょう。

その時「E」になっており、メーターが真ん中の位置で、画面が緑色になっていればOKです。

6弦はチューニングが合っています。

⑤チューニングが合っていない場合 (音程が低い時)

チューニングが合っていない場合は、ペグを回してメーターを真ん中に合わせます。

以下の場合だと、メーターが左端に寄っていて、音程が低いです。

ペグを反時計回りに回すと音程を上げることができます。

Sho

ペグを反時計回りで弦をしめる。
時計回りで弦をゆるめることができます。

ペグをしめるときは、ゆっくりしめて音程を近づけていきましょう。

勢いよくしめると、弦が張りすぎて切れてしまう場合があります。

⑤チューニングがあっていない場合 (音程が高い時)

高い時は、逆にペグを時計回りに回します。

この時大切なのは、ゆるませて調整するのではなく、一度音程を低くしてからしめる形で調整します。

わかりづらいと思うので以下の写真をご覧ください。

はい、こんな形で音程が高い時は、ペグを一度ゆるめてからしめてチューニングを合わせます。

というのもギターの構造上、ゆるめて合わせるとチューニングが狂いやすいからです。

チューニングはしめて合わせる、ということを覚えておきましょう。

⑥ほかの弦も同様にチューニング

6弦ができたら、他の弦も同様にチューニングしてみましょう。
5弦なら「A」、4弦なら「D」に合わせます。

この時大切なのは、太い弦から順番にチューニングをすることです。
(6→5→4→3→2→1という順)

⑦再度チューニングを確認する

1弦までチューニングできたら、再度6弦からチューニングがあっているか確認しましょう。

合わせたつもりでも、他の弦をチューニングしているうちに多少ずれたりします。

何度も合わせることによって、チューニングが安定していきます。

カード型チューナーでのチューニング

①シールドを使用してエレキギターとチューナーをつなぐ

カード型はチューニングをするのに“シールド”が必要です。

以下のようにエレキギターとチューナーをつなぎます。

また、ボリュームノブを回してMAXにしておきましょう。

これをしないとチューナーが反応しません。

②チューナーの電源を入れる

チューナーの電源を入れましょう。

そしたら、ギターモードになっていることを確認します。

③チューニングをする

チューニングをしていきます。

基本はクリップ型チューナーとやり方は同じです。

6弦から1弦まで順番にチューニングしていきます。

メーターが真ん中で緑色になればOKです。

音程が低い場合は、ペグをしめる。
音程が高い場合は、ペグをゆるめてから、しめる形で真ん中に合わせます。

Sho

カード型チューナの、真ん中に表示されている440という数字は周波数(Hz)です。
基本的には440に合わせますが、ピアノと合わせるときは441Hzや442Hzに合わせることがあります。

合わせられたら、再度6弦から順番にチューニングがずれていないか確認しておきましょう。

変則チューニング

レギュラーチューニングのほかに、変則チューニングというものがあるので軽く紹介します。

よく使用する変則チューニングは以下です。

  • ドロップDチューニング
  • 半音下げチューニング

ドロップDは、6弦のみ1音下げてDに合わせます。

レギュラーチューニングドロップDチューニング
6弦: E (ミ)
5弦: A (ラ)

4弦: D (レ)
3弦: G (ソ)
2弦: B (シ)
1弦: E (ミ)
6弦: D (レ)
5弦: A (ラ)

4弦: D (レ)
3弦: G (ソ)
2弦: B (シ)
1弦: E (ミ)

ドロップDチューニングは、主にハードロックやメタル系の曲でされることが多いです。
(初めてドロップDチューニングを試してみたときは、音がかっこよくてテンション上がりました。)

ドロップDの代表曲として、X JAPANギタリストhideのソロ曲 「ROCKET DIVE」などがあります。

ROCKET DIVEは初心者でも簡単に弾ける曲なので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。

半音下げチューニングはすべての弦を半音下げます。

レギュラーチューニング半音下げチューニングチューナーによっては以下で表示されます。
6弦: E(ミ)
5弦: A(ラ)

4弦: D(レ)
3弦: G(ソ)
2弦: B(シ)
1弦: E(ミ)
6弦: E♭ (ミ)
5弦: A♭ (ラ)
4弦: D♭ (レ)
3弦: G♭ (ソ)
2弦: B♭ (シ)
1弦: E♭ (ミ)
6弦: D# (ミ)
5弦: G# (ラ)
4弦: C# (レ)
3弦: F# (ソ)
2弦: A# (シ)
1弦: D# (ミ)

半音下げチューニング代表曲として、 X JAPANの「紅」などがあります。
(X JAPAN関連の紹介ですみません、、、ファンなもので、)

紅は初心者では難しいですが、X JAPANで他に簡単に弾ける曲を紹介してますので、気になる方は以下をどうぞ。

チューニングのよくある失敗・お悩み

チューニングでよくある失敗と悩みを以下にまとめました。

チューニング中に1、2弦が切れてしまった。

間違ってオクターブ上に合わせてしまったなど、弦の巻きすぎが原因としてあります。

チューニングしていて、違和感やいつもと音が高いなと思ったら、1度ゆるめてから、もう一度ゆっくりしめなおしましょう。

音を出してもチューナーが反応しない

チューナーの電池切れや単純に故障、または、張っている弦がゆるすぎる可能性があります。

ペグを回してみて音程が近づけば、チューナーが反応します。

カード型のチューナーを使用しているのであれば、ボリュームノブがMAXになっているかも一度確認しましょう。

弦を張り替えたばかりでチューニングがなかなか合わない

正常です。

張り替えたばかりの新品の弦は、最初チューニングが合いにくいので、6弦から順番に何度もチューニングしてみましょう。

何度も繰り返しているうちに、チューニングが安定してきます。

チューニングは無理のない程度にチョーキングしながらやると、効果的です。

6弦がE2と表記されているか合っているのか

合っています。

チューナーの種類によっては以下で表示されるものがありますので、参考にしてみてください。

6弦: E2
5弦: A2
4弦: D3
3弦: G3
2弦: B3
1弦: E4

どうしてもチューニングが合わない

古い弦を使っていて、錆びているようであれば交換してみましょう。

また、ペグの故障もあり得ます。

その場合は一度楽器店に持ち込んで修理してもらいましょう。

チューニングができたら?

チューニングができるようになった!次は何をすればいい?

そういう方には個人的に、一度教則本の内容を実践するのをおすすめします!

教則本では、

  • コードの押さえ方
  • アンプのつなぎ方
  • タブ譜の見方 など

エレキギターの基礎が体系的に学べます。

まとめ

チューニングはギターを弾くうえで必要なスキルです。

いくらギターの技術があっても、チューニングがあっていないようであれば、うまく聞こえません。

ぜひ、正しいチューニング方法を知って、ギターを楽しんでいきましょう!

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この記事を書いた人

Sho(ショウ) と申します。

エレキギターを始めて、歴7年です。
ガチではなく、趣味としてギターをエンジョイしています。

エレキギター初心者の方に向けて楽しく続けていけるような情報を発信していますので、ぜひご覧ください!

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